夢の残像、思考の欠片

泡のように儚く消える私の日常と、思いつき。

私じゃダメなんですか、と言われた日。

いろいろあった週末が終わろうとしている。

 

少し頭を整理しないと文字にできないのだけど、整理することを疲れた頭が拒否しているので、詳しいことは書かないことにする。

 

少し辛そうにしている私をみて、「私じゃダメなんですか?」と優しい声をかけてくれた人がいた。

 

その優しさは本当にありがたかったけど、「ありがとう。ごめんなさい。あなたじゃダメなんです。」という趣旨のことを伝えるしかなかった。

 

いや、それ、最近私が婉曲的に言われてきたこと、そのまんまだね。

 

その人には、最後にもう一度「ありがとう」と言って、握手して、もう二度と会わないのかもしれないなと思った。違う機会に違う場所で出会っていたら、よい友達になれたかもしれない。そういう意味で、その人とは「縁」がないのだと思う。

 

---

 

人と人の恋愛の組み合わせは、原則として1対1なのであって、そういう双方向な1対1がうまく見つけられる人と、ぜんぜんうまくいかない人もいる。私は後者ね。

 

私がやっていることは、一方通行のような好意と厚意の振りまきと、飛んでくる好意と厚意への拒絶。うまくいくはずがない。

 

あなたとの出会いも、違う機会に違う場所で出会っていたら、違う結果になっていたかもしれない。「縁」がなかったのだと思うこともあるけれど、そんな「if」を言っても仕方ないので、いまここにある「縁」を大切にしよう。

 

「縁がなかった」と簡単に諦めることはできない。

 

「縁」があれば、きっといつかどこかで会う。どこかで交わることもあるだろう。

 

そんな日がいつか来たときに恥ずかしくないように、私は明日を力強く生きるんだ。