夢の残像、思考の欠片

泡のように儚く消える私の日常と、思いつき。

金縛りに遭った話。

昨日は早めに0時頃に布団に入ったら、2時に目が覚めてしまった。

 

寝付けない気がしたので、少し仕事して、4時くらいに再び布団に入って、うとうとした。

 

しばらくしたら、扉を開けて、寝室に誰かが入って来た気配がする。

 

明らかに、誰かが部屋にいる。

 

起き上がって確認しようと思うのだけど、体が動かない。

 

コーン、コーンと、卓球の球が跳ねるような音がする。

 

声を上げて、体を動かして、強制的に覚醒しようとするのだけど、体が動かない。

 

そうして、その誰かは、布団の上から私の胸の上に乗った。

 

あぁ、私に会いに来たんだとわかった。

 

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問題は、誰が会いに来たのかがわからない。

 

それが霊だとすると、最近、身近で亡くなったのは門田先生なのだけど、さすがに私に会いに来るほど暇じゃないと思う。

 

いや、胸の上の重さからして、人間じゃなくて動物のような大きさかもしれない。

 

などと考えていたら、金縛りが解けた。

 

誰が会いに来たのか、それとも単なる寝ぼけなのか、わからずじまい。

 

霊感のない私には初めての体験で、不思議な感覚だった。