夢の残像、思考の欠片

泡のように儚く消える私の日常と、思いつき。

逆も、また真なり。

最近、当たり前のことに気づいたのだけど。

 

私があなたを想う気持ちは、私が思うよりもずっと、まだまだあなたには届いていない。

 

私の言葉をあなたが信じられるようになるには、まだまだ時間がかかるようだ。

 

Vice versa.

 

私も、あなたの気持ちにまだまだ気づいていなかった。

 

あなたは、私が思っているよりもずっと、私のことを想ってくれている。そのことに気づいて、驚いた。嬉しかった。

 

---

 

私は、想いを言葉にすることに怯えてきたから、表現することを避けて生きて来た。

 

でも、あなたには、素直にストレートに伝え続けようと思う。私の気持ちを、想いを、愛を。

 

あなたなら、全部を受け止めてくれると信じて。

 

Vice versa.

 

あなたも、私にストレートに伝えてほしい。

 

私なら、あなたの全部を受け止められるから。

あの夏を忘れない。

4日ぶりの更新になる。

 

31日間連続して更新していたのに、3日間、更新できずにいた。

 

この4日間を振り返ってみると、私は申し分のないほどに幸せな時間を過ごしていた。

 

私の人生で、こんなに幸せを感じられる日々があったのか思い出せない。

 

ただ、宝物のような一日一日だった。

 

---

 

私は、基本的に自由な人生を歩んでいるので、上司だとか社長だとか、肩書だけで人を敬うことは嫌厭している。

 

自分が担ぐ神輿は、自分で選びたいタイプだ。

 

私が「ボス」として仕えた人は数人いるけど、そのうちの1人が数日前に亡くなった。

 

どのように仕事をやりくりしてみても、通夜も葬式も行けない。

 

ボスが私のSNSにコメントをくれたのは少し前のこと。

 

そのあと、何があったのかは今のところ分からない。死因は聞いていない。

 

今わかっていることは、ボスが亡くなったことと、最後のお別れができないこと。

 

---

 

私はお葬式が好きじゃない。

 

お葬式で神妙な顔をして焼香するのが、なんともわざとらしくて苦手なのだ。

 

人とのお別れには、いろいろなタイミングとやり方がある。

 

通夜や葬式に行かなくても、私には私なりのお別れをさせてもらう。

 

---

 

私と私のボスのことは、朝日新聞で記事になったことがある。暑い夏の出来事が記事なった。

 

いま、私は熊本にいるのだけど、昔、死にそうに暑い熊本で、ボスと一緒に死にそうになっていたことを思い出す。

 

あの夏のことは、ずっと忘れない。それでいい。

 

私もいつか追いかけるから、それまではこっちで頑張る。

 

だから、しばらくは、呼ばないで。

嘘をついていた。

あと24時間くらいしたら、あなたが日本に帰ってくる。

 

あなたが帰ってくる前に、書いておく。

 

私は嘘をついていた。

 

私は、人を好きになるかどうかにおいて、見た目は関係ないと言っていた。

 

しかし、あれはぜんぜん嘘だった。

 

あなたの顔が好き。

 

あなたの表情が好き。

 

あなたの心と顔と体が好き。

 

嘘をついていて、ごめんなさい。

 

あなたの全部が好きです。

金縛りに遭った話。

昨日は早めに0時頃に布団に入ったら、2時に目が覚めてしまった。

 

寝付けない気がしたので、少し仕事して、4時くらいに再び布団に入って、うとうとした。

 

しばらくしたら、扉を開けて、寝室に誰かが入って来た気配がする。

 

明らかに、誰かが部屋にいる。

 

起き上がって確認しようと思うのだけど、体が動かない。

 

コーン、コーンと、卓球の球が跳ねるような音がする。

 

声を上げて、体を動かして、強制的に覚醒しようとするのだけど、体が動かない。

 

そうして、その誰かは、布団の上から私の胸の上に乗った。

 

あぁ、私に会いに来たんだとわかった。

 

---

 

問題は、誰が会いに来たのかがわからない。

 

それが霊だとすると、最近、身近で亡くなったのは門田先生なのだけど、さすがに私に会いに来るほど暇じゃないと思う。

 

いや、胸の上の重さからして、人間じゃなくて動物のような大きさかもしれない。

 

などと考えていたら、金縛りが解けた。

 

誰が会いに来たのか、それとも単なる寝ぼけなのか、わからずじまい。

 

霊感のない私には初めての体験で、不思議な感覚だった。